いよいよ退院。チャイルドシートはどうしよう?(0歳)

病院に妻とわが子の顔を見に行く、1週間弱の入院生活もあっという間に過ぎ、退院の日がやってきた。
この日のために、家中気合を入れて掃除してある。どんと来い、新生児。

赤子はこれまで、病院から支給されるオリジナルキャラクターのプリント付きの服をずっと着ていたが、この日は初めて違う服を着る事になる。
叔母からもらったフリルの帽子付きの可愛い外出着を着せた。
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新生児の様子を観察してみる(0歳)

赤子はまだ「新生児!」というか、つい数日前まで胎児としてお腹の中にいました、という顔をしている。
いろんな所が、未完成と言うか、新しすぎるのだ。皮膚は薄くて赤いし、体はふにゃふにゃだし、よく言われるように平べったいおさるさんのような顔をしている。あと鼻の頭になにかプツプツと白くて小さな脂肪の塊のようなものがある。(そのうち消えますよ、と言われたが)
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出産時の入院は個室か相部屋か(0歳)

出産時には色々と物入りなので、入院費用の節約のために相部屋を選んだわけだが、蓋を開けてみるとかなり不便であることがわかった。
まず、とにかく狭い。狭いし、同部屋の人への木の使い方が半端じゃない。
出産時の入院は、病気の時の入院とはわけが違うのだ。何が違うって、赤ちゃんがいる。

出産前はあまりそのへんが具体的にイメージできていなかったが、一人での入院と違って、赤ちゃんが泣けば周りに気を遣うし、相部屋の赤ちゃんが泣けば眠りが妨げられる。あとはトイレはいちいち傷をかばいつつ歩いて出ていかなくてはならないし、シャワーにいたっては時間が決められている。これは体が休まらない。
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今日から入院生活(0歳)

目が覚めると、横に妻がいない。
そうだ、妻は病院にいるのだ。生まれたての赤子と一緒に。
寝起きの頭にじわじわと実感が巡ってくる。産まれた!俺は親になったぞー!ヒャッハー!
と叫びたいくらいの気分だが、近所迷惑なのでおさえて、無言で「コロンビア」のポーズを取る。
(参照:やる夫 コロンビア – Google 検索
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1日目 夜明け前(後)(0歳)

(前回のあらすじ:夜明け前に破水と陣痛がやってきた。午後2時頃、産声が聞こえてきたのだった!)

「あーー、んあーー、ああぁーー!」
とうとう我が子が外の世界に飛び出し、肺呼吸を始めた!

立会い出産ではなかったので、誕生時のイメージ画像を貼っておきます。
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1日目 夜明け前(前)(0歳)

とうとう子供が生まれる。
予定日を過ぎて数日たったある日のことだった。
早朝5時頃に妻から「破水したみたいなんだけど…」と起こされた。
「来たか!」
普段寝起きの悪い俺が、0.5秒で飛び起きた。
長い一日の始まりである。

ふるえる指で、あらかじめ話を付けておいたタクシー会社に電話するも、
「破水しているなら救急車の方がいいのでは?」
と言われ、産院に確認。するとこっちでは
「救急車で来ちゃダメです」
と言われ、結局タクシーを呼ぶ。どっちだよ。
結局10分ほどでタクシーは到着した。「禁煙」の札を掲げつつ、車内はたばこ臭いという残念なタクシーだったが、運転手は気のいい人で「頑張ってね!」と励ましてくれた。
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