3歳児の創作ストーリー採録(3歳)

今年になってから、お風呂上がりの寝る前に、お話の読み聞かせ本を読むようにしている。

お母さんと一緒のお風呂から出てきて、パジャマに着替えると、大声で父を呼ばわる声が聞こえてくる。

「おとうさあぁーーん!おはなしよんでぇーーーっ!」

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3歳児に「死」という概念を説明してみた結果(3歳)

今日、コーヒーを飲みながらなぜか「生き物は全ていつか死ぬ」という話になった。

(何か、鳥を助ける、と言うような話をしてたので)
「お父さんは実際に6歳くらいの頃、エステートの近くで、地面に落ちて飛べない鳥拾って助けた事があるよ」
「とりはなんていってた?」
「え?えぇと、ピィー、ピィー」
「おかあさんにあいたいよう、って泣いてたのかなあ?」
「どうだろうね。でもその雀は結局助からなかった。死んでしまったんだ」
「しんじゃったの?それで、どうしたの?」
「死んじゃったから、地面に埋めて、お墓を作ったよ」
「えっ…?うめたら、いたいよ?よくないよ?」
「うん、でももう死んでしまったから。お墓だからね」
「おはかって?」
「お墓ってのは…。人や、可愛がってた動物が死んだ時に、土の下に埋めて、『天国に行けますように』ってお祈りをするためのものだよ」
「てんごくって?」
「死んだ後の世界だよ。生きてる間に良いことをした人が行かれるんだ」

死について説明するのは、とても難しい…。天国についてはイマイチぴんと来てない様子だったが、「死」「供養」「死後の世界」なんていう高度に抽象的な宗教概念なんて聞いてすぐに理解できるものじゃないよね。

生き物の死としては、ヒロシはまだ蝉と蚊くらいしか見たことがないので、うまく深刻さが理解できてない感じ。情操教育として、金魚を飼うくらいがちょうどいいと思うんだけど、妻が金魚嫌いなんだよなぁ。ちょっと小さくして金魚か、大きくしてハムスターか…。亀は長生きしそうだしな。いやもちろん、死んで欲しくて飼うわけではないのだが…。