出産時の入院は個室か相部屋か(0歳)


出産時には色々と物入りなので、入院費用の節約のために相部屋を選んだわけだが、蓋を開けてみるとかなり不便であることがわかった。
まず、とにかく狭い。狭いし、同部屋の人への木の使い方が半端じゃない。
出産時の入院は、病気の時の入院とはわけが違うのだ。何が違うって、赤ちゃんがいる。

出産前はあまりそのへんが具体的にイメージできていなかったが、一人での入院と違って、赤ちゃんが泣けば周りに気を遣うし、相部屋の赤ちゃんが泣けば眠りが妨げられる。あとはトイレはいちいち傷をかばいつつ歩いて出ていかなくてはならないし、シャワーにいたっては時間が決められている。これは体が休まらない。

出産時にかなりの出血をしたこともあり、入院中に少しでも妻の体力を回復させたいものだ。これから親戚や友人などの見舞い客が訪れることも考えて、いっちょ個室に移らせてもらうことにしよう。個室に移れば、面会時間も24時間可能になるらしい。

個室に移ってみると

個室に移ると、うってかわって快適な生活になった。(らしい)
ユニットバスでトイレも付いているし、シャワーは好きなときに浴びられるし、赤ちゃんが泣いても気にならないし、普通の声で会話ができる。
俺は毎日5時には仕事を終わらせて、病院に通った。途中で適当なコンビニ弁当を買って、妻の食事の時間とあわせて一緒に食べられるようにした。
妻は「SNSかブログで使うかもしれないから」と毎日食事の写真を撮っていたが、結局どこにも書かなかったのでここで使わせてもらおう。

この画像は育児ブログ『にっき親』メンバー限定です

ハンバーグ、スモークサーモン、白身魚のムニエル、レンコンとトマトのサラダ、等

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伊勢海老のソテー、ビーフシチュー、メロン、コーンスープ

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ローストビーフ、なすと何かの料理、ほか


出産当日だけでなく、全体を通してなかなか豪華な料理である。伊勢海老まであるではないか。うまそう。

友人の見舞い

さてこの日、妻の友人たちがお見舞いに来てくれた。総勢6人。ありがたいことである。
さてその見舞い当日、妻から電話が。
「もうみんな来てくれてるよ。竜次さんは来ないの?」
うむ。妻よ、行きたいのはやまやまだが…。ついさっき、障子の張替えを始めてしまった!

退院後、妻と赤子が寝起きする部屋を和室に定めたのだが、引っ越して以来、面倒くさくて1年以上も障子を貼らずに雨戸を締めて誤魔化していたのだった…。
新生児が家に来るからには、そういう訳にはいかない。
リビングのソファーをひっくり返し、あちこちに除菌スプレーとアルコールスプレーをまいて消毒し、掃除機をかけ、さらに畳の張替え業者を呼び、仕上げに障子を貼っていた、まさにそのタイミングだったのだ。

結局、1時間くらい経ってから産院につくと、みんなまだいてくれた、が…。
あれ、みんな病室にいる。しかも1時間立ちっぱなし? なんで?
…あとから確認してみると、妻は病室の外に歓談用ラウンジがあることをすっかり忘れていたとのこと。皆さん、代わる代わるしゃがんだりして過ごしていたそうで、申し訳ない! この場を借りて改めてお礼とお詫びを申し上げます。ありがとう&ごめんね!

しかし、この日友人が連れてきた子供。
新年会の時はまだふにゃふにゃしておっぱいを飲むだけの赤ちゃんだったのが、見ればすっくと二足歩行して、何やら言葉らしきものをしきりに話しているではないか!
本当に赤ちゃんの成長というのはあっという間だな。僕もあとからこの子が小さかったことのことをしっかり思い出せるよう、ここに記録していこうと思ったのだった。
そんで、将来生意気盛りになったときに、「こいつはこんなこと言ってるけど、赤ちゃんの頃は俺に抱っこされて寝ながら屁をこいていたのだ……」と思い出すのだ。

このころの赤子は

さて、病室や妻のことをひと通り書いたが、肝心の赤子はどうしていたかというと、だいたい寝ていた。
親戚や友人などの見舞い客が来たときにも、全時間眠っていたので、目を開けるとどんな顔をしているのか、どんな声で泣くのか、誰もわからずじまいだったと思う。
まぁその分大人同士で気兼ねなく話ができたので、ある意味 親孝行な息子ではある。

でも、起きてる時も、目が開いてるのか閉じてるのか分かんないくらい目が細いんだよなあ~。これが唯一悩みといえば悩み。あとは「すぐに戻る」と言われた、出産時に吸引をかけたときの頭の出っ張りが一向に戻らないこと。

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