実家から、「初めてのクリスマスを一緒に祝わないか」と打診があった。
そもそもクリスマスとは、電通が80年代に一大消費キャンペーンを仕掛ける前までは、恋人たちがどーこーする日ではなく、家族で楽しくすごす日であった。
妻はまだ出産後の休養期で、ごちそうを用意したりすることはできないし、お言葉に甘えて一緒に楽しくやることにしよう。
この画像は育児ブログ『にっき親』メンバー限定です
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この日だけでなく、母は頻繁に夕食のおかずを作って届けてくれ、非常に助かった。
またこの日、兄が初めてヒロシを抱っこした。ほーら、おじさんだよ。
ぎこちない手付きながら、抱っこする方もされる方も、当人たちなりに喜んでいたようだ。
来年はどんなクリスマスにしようか。
再来年は、その次は…。
と考えて行って、この子が思春期になり、高校生になりして、クリスマスは家族じゃなくてどっかで女の子と過ごすようになったりしたら寂しいなあ…。
というところまで妄想が展開したら、それは気が早すぎ、と妻に叱られた。
「そしたらまた二人っきりのクリスマスで、いいじゃない」
あぁ、それはそれでいいか。