赤ちゃんはとっても汗っかきで、新陳代謝が盛んである。なので毎日ちゃんとお風呂に入れて、きれいに洗ってあげなくてはならない。
しかしそこはそれ、まだ一人では何もできない新生児なので、親が洗ってあげる必要がある。しかも「首がすわっていない」、つまり首を固定することすらできない状態なので、常に首を支えながら、ちっちゃいプールのようなベビーバスで、チャプチャプと洗ってあげなくてはならないのだった。
生まれてから30分後には大地を走りまわるサバンナの動物たちと比べて、人間の赤ちゃんのなんと頼りないことか。これは全力で保護しなければならない。
さてそんなわけで、お湯に入れる際には、耳に水が入らないように、首の後ろから支える手の親指と中指で赤ちゃんの耳を「ギョウザ」のようにして閉じなくてはいけないのだが、これがなかなか難しい。
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